スタッフブログ
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小淵沢の家の改修
長野県の富士見町で建築中の家を見られた小淵沢のお客様から改修工事のご相談があり、打合せに行ってきました。築20年の木造住宅でしっかりとした造りで、とてもきれいにお住まいになられています。
今回は、水まわりの設備の入れ替えと内装工事、ペアガラスへの交換が中心となります。
骨組みは極力いじらずに、家族が集まるLDKをゆったりと心地よく過ごせるように、レイアウトを少し変更し、ご提案する予定です。
現場の近くを奥様がよく通られており、たまたま現場監督に相談したのがきっかけでした。ご縁を大事にご家族が気持ちよく過ごせような空間を是非つくりたいと思います。
by hosoda
虫歯その後〜早めの治療が何より大事
痛みの原因だった虫歯はかなり進行していて、神経を抜いて現在まだ治療中です。ひどくなってしまうと治療が長引くし大がかりになる(つまりお金もかかる)という悪い見本ですので、皆様住まいのメンテナンスも気になるところがありましたら早めにご相談下さい。
昨日はボイラーの不具合で間もなく10年になる長坂のお宅へ・・・
(日照条件のいい八ヶ岳の南麓にあるのですが、例年になく寒い今年の冬、ソーラ−だけで過ごされているそうです。奥様がたまに近くの実家に行かれるそうですが、寒くて長い時間いられないと、おっしゃっていました)
燃焼系統のエラー表示が出ていてメーカー修理になるのですが、ボイラーを点検したところ缶体と中の銅管の接続部あたりから漏水。中で漏れた水が凍っていました。
漏水が原因かどうかはまだ特定できませんが、結構前から漏れていた形跡がありました。
現在スタートしているメンテナンス制度では年2回の定期点検を行っています。ソーラーの使い方や暮らしのアドバイス、建物の不具合の予防などにも今後力を入れていきたいと考えていますので、お気づきの点やご意見などぜひお聞かせ下さい。
by hosoda
グランクリュ果樹公園〜その後
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以前、ご紹介させていただいたグランクリュの果樹公園に2棟目のハウスが建築中です。春のオープンに向けて着々と準備が進んでいます。
ご依頼されていた隣地境界の木柵と小屋の計画がそろそろ動き始めます。人が集まる場、つながる場、グランクリュの想いを発信する場になることを願っております。
by hosoda
日頃のケアが何より大事
永年、放置していた虫歯。痛まないのをいいことに治療を先延ばしにしていたのですが、暮れから痛み出し、年末年始はお酒も飲めず、辛い思いをしました。年が明け、歯医者さんに通い始めたのですが現在も治療の後が痛み、ここ数日沈痛剤が手放せません。
住まいも同じなんですよ、と皆さんにお話していて、このありさま。反省しています。
年が明け、住宅の方では木部の塗装やベランダの改修、設備機器のメンテナンスや入れ替えのお話が増えて来ました。 説得力ありませんが、大事になる前にぜひ点検・ご相談を!
by hosoda
ソーラーハウス応援団!
10年前、蓼科に山荘を建てられた生嶋さんのブログです。
寒冷地でのOMソーラ−のある暮らしについて、ユーザーの生の声です。
また、ブログに時々登場する山荘のメンテナンスを行う作業班など、読み物としてもとても楽しいですので、ぜひ覗いてみて下さい。
蓼科山荘物語
住まい手の輪広がる〜勝沼の家
今日は、来年春日居で住まいのご計画をされていらっしゃるご夫婦と高台の葡萄畑の中にある勝沼の家を見学。家の中にご案内してご紹介しようと思ったら、なんと奥様同士がお知り合い。1学年違うのですが、小中高と同じ学校だったそうです。 偶然にびっくり。その後は昔話から家づくりの話ですっかり盛り上がり、楽しいひと時でした。
実は、春日居に建てられるご家族は、ご実家の桃畑を農転されて建築されるのですが、桃と葡萄、畑つながりで、いくつか考えていた住まい手宅の中から選んだ訳です。偶然ではなく、必然? うちを見に来て!って呼ばれたのかもしれません。
計画はこれからですが、来年が楽しみです・・・
勝沼の家の奥様のブログです。 家づくりのことから子育てや食べ物ことなど、楽しいですよ!
薪ストーブに火が入る
日中の最高気温が2℃だった昨日、この冬はじめて我が家の薪ストーブに火が入りました。昨年に比べ穏やかな12月を迎えていたこともあり、例年に比べてもかなり遅いシーズンインでした。
天気が悪い日など多少我慢の日もありましたが、八ヶ岳の地で今くらいまでストーブなしで過ごせるのは、やはりソーラーのおかげです。太陽に感謝です。
吹抜けがある家では、シーリングファンをつけて上部にたまった暖かい空気を対流させたりしていますが、我が家では薪ストーブ使用時、ソーラーのシステムを使って空気の循環をしています。夏場もそうですが、冬も空気を循環させ(夜間)、なるべく家の中で温度差をつくらないようにすることは、結露対策にもなります。
ちなみに1日の薪の使用量は1束です。天候にもよりますが、おおよそ我が家の場合は1日おきくらいに焚いています。
by hosoda
パッシブソーラーの実力
八ヶ岳の南麓、北杜市の標高900mにある我が家の12月上旬の夜の温湿度です。
時間は夜の11時をちょっとまわったところ。外気温が2℃で、室温が20.9℃です。 ちなみにこの日は晴れてはいましたが、薄い雲が時々かかっておりました。
晴れた日にソーラーだけで、夜の室温が何度くらいあるかは、建物の断熱・気密性能、熱の収支、外気温、設計条件などによって決まってきます。我が家の場合は屋根が10寸勾配ということと、南側に太陽を遮る木々もないため、条件は良い方だと思います。 ただ、掃き出し窓が4ヶ所あり、障子もカーテンもついていないので、窓からの熱損失はかなりあると思います。うっとうしいので試してはいませんが、カーテンをつけるだけでも夜間の室温の低下はだいぶ防げるだろうと考えています。
外気温が0℃くらいの時、朝にかけて3〜4℃下がります。つまり、朝方の室温が18℃くらい。ストーブなしで、十分に過ごせる気温です。パッシブソーラーの場合、土間コンクリートに蓄熱しながら床下空間を暖めますので、一般の住宅に比べて室温が低めでも快適に過ごすことができるのです。我が家の場合は、20〜22℃くらいが一番快適でしょうか。
by hosoda
見立て
辞書で調べると、「見て選び定めること。選定。」「病気を診断すること。」などとある。以前、木造建築病理学の話を書いたことがあるが、住宅のメンテナンスにおいてもこの「見立て」ということがとても重要である。
要するに、正しい診断ができなくては、技術がいくらあっても問題は解決しないということ。当然、正しい診断だけでも問題は解決しない。正しい診断をした上で、処置・対応等について方針を決め、修理などができる技術があってはじめて、問題を解決することができる。
さらに、難しいのは、これに費用が絡んでくるということ。その費用を誰が負担するにしても、費用対効果の判断は常につきまとう。直ればいくらかけてもいいということは、まずあり得ない。状況、お客様の希望、処理方法、費用など総合的に判断して、対応していくことになる。
お客様からメンテナンスの依頼があった時、まず「見立て」という作業がある。これが、早い段階できちんとできていれば、大事になることも少ないし、時間・費用的な面でも、お客様に満足いただける仕事ができるのだと思う。
ひとつひとつのケースをしっかり検証し、自分が弱い分野は勉強し、いい「見立て」が早くできるように頑張らねば・・・
by hosoda