スタッフブログ
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つながりをデザインする工務店
「どんな会社なんですか?」お客様からそう尋ねられた時、なんて答えたらぴったりくるのだろうか。
「自然エネルギーを活用した木の家づくりをしています」
「居心地のいい美しいプロポーションの家を手がけています」
「長く住み続けたいと思えるような、手をいれたくなるような家づくりをしています」
私自身その時の雰囲気で違った答え方をしているのだが、ちょっと視点を変えてみると、「豊かなつながりをデザインする工務店です」・・・そんな風にも言えるのかもしれない。 家族とのつながり、地域とのつながり、自然とのつながり、そして自分自身とのつながり・・・
家をつくることによって、新たなつながりが生まれる。つながりが豊かになる。そうあってほしいと心から願っている。
家をつくるということは、壁や天井、床で囲われた空間をつくることであり、暮らしの舞台となる場をつくることなのだと思う。 家族と対話しながら、自然と対話しながら、謙虚な気持ちで、家族が気持ちよく暮らしていける場をつくりたい。
by hosoda
グランクリュ果樹公園
昨日のお打合せ場所、グランクリュ果樹公園予定地(明野)です。40アールほどの畑ですが、ロケーションのすばらしい場所です。富士山、南アルプス、八ヶ岳が一望できます。
醸造用のカベルネソーヴィニヨンを栽培されている遠藤さんにもお会いしました。この場でこれからどんなつながりが生まれてくるのか楽しみですね。
by hosoda
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小さな「農」に向かう。
この言葉、実は雑誌「 住む。」の特集のタイトルです。仕事帰りにぶらりと寄った書店で、思わず買ってしまいました。 このところ、東京の知人などから河口湖や八ヶ岳方面で農業を絡めた計画のお話があり、頭の片隅にいつも「農」の文字があるのです。土に触れたい、野菜づくりをする中で大事な食のことを考え直したいなど、小さな農業が静かなブームになっていますね。
さて、今日はこれから北杜市の明野町で打合せです。都内で菓子店をやっていらっしゃる方が土地を借りて、お店で使うための果物など食材を自らつくろうという計画です。その畑にちょっとこだわりの?農機具小屋と隣地との木柵をつくりたいとのご相談です。
この方は、以前見学会をさせていただいたお施主さんの知人で、見学会の時にお話をさせていただきました。山梨ということで小澤建築工房のことを思い出してくださり、お施主さん経由で連絡があったというわけです。
どんな展開になるのか楽しみ、楽しみ・・・出会い・つながりに感謝です。
by hosoda
電気工事いろいろ
昨日はちょっと季節はずれでしたが、来年に備えてエアコンの取付け工事がありました。専用コンセントがなかったので、エアコン専用の200Vコンセントを増設しました。壁の中や床下、外壁の通気層を利用して配線を通して、線が露出することなくきれいに収めることができました。
コンセントや照明器具の増設、BSや光対応工事などいろいろな電気工事を行っています。来年には地デジへの完全移行も控えていますので、対応の工事などご相談ごとがありましたら、お気軽にお問い合せください。
by hosoda
家づくり往復書簡
「手紙屋」という本、ご存知ですか? 先日、書店で見つけ1時間くらい立ち読みしてしまいました。お客様と10通の手紙をやり取りすることを仕事にしている「手紙屋」と就職活動中の大学生の手紙のやり取りが描かれています。
お客様の人生を成功に導くために、今までの経験を活かして10通の手紙でいろいろとアドバイスをしていくという物語です。手紙屋に対する報酬は、受け手が10通の手紙のやり取りで得られたもの、変わったことに対して、自分でその対価を判断していつかお返しをするという約束になっているのです。
インターネットの時代、今ならeメールかもしれませんが、相手のことを本気で考え、こころを込めて伝えたいことを言葉にのせていくということ、とっても大事なことだと思います。
by hosoda
パッシブな暮らしって何?
パッシブな暮らしとは、具体的にはどんな暮らしなのでしょうか。私がイメージしているのは以下のようなことです。
・まわりとの関係性を大事にする(我が家も景色の一部であるという意識/緑の連続性/雨音を楽しむような心のゆとり/必要に応じて閉じたり、開いたり/風が運んでくる匂いを感じる/向こう三軒両隣)
・人も自然の一部であり、自然に生かされているという謙虚な気持ちをもつこと
・センサーの感度をいい状態で保ち、まわりからのメッセージをきちんと聴き取り応答すること
いかがでしょうか。はじめに暮らしありき、暮らしのイメージから建物を考えていくということも大事なのだと思います。
パッシブな暮らし〜ソーラーハウスの心地よさ
カメラの例でいうと被写体に対して赤外線を当て、反射を利用して焦点を合わせるのが、アクティブ方式。被写体の像をカメラの受動部で捉え、そのズレから被写体までの距離を出し、焦点を合わせるのがパッシブ方式というそうです。
つまり、住宅でいうと温熱環境を考える上で、環境に対してどういうスタンスで対応して、家づくりをしたり、暮らしていくかの違いなのだと思います。
ソーラ−システムは、勿論パッシブデザイン。太陽のエネルギー、外気温、風などのまわりの環境を捉え、それらを活かす手法としていろいろ工夫しています。だから、ソーラ−ハウスでは、住まい手がパッシブな暮らしを実践してこそ、本来の心地よさが得られるのではないかと思います。
by hosoda
この秋一番の冷え込み
今朝はこの秋一番の冷え込みでした。寒気が入り込み、昨夜天気がよかったこともあり、放射冷却により、朝の外気温は5℃。新聞を取りに外へ出ると寒さで目が覚めました。
家の中はソーラ−のちからで20℃以上ありますので、気温差は15℃以上。木製サッシのガラスの一部に結露が発生していました。
冬本番に向けて、最低気温はまだこれから10℃以上は下がります。最大で内外の気温差が30℃くらいになります。室温や湿度のコントロールで結露対策も必要になってきます。
ソーラ−ハウスとの上手なつき合い方。そんな情報もこれから発信していきたいと思います。
by hosoda
パイロットと航空管制官
家づくりをフライトと考えるなら、パイロットである施主にとっての、航空管制官でありたいと常々思っています。 安全で安心、心地よいフライトのために、様々な状況分析をし、適切な情報提供をしていく。
時には、予定のフライトプランを変更することもあるかもしれません。一緒に飛ぶ。そういうお客様の側に立った感覚を大事にしていきたいと思っています。
by hosoda
住まいの建て時
建築時期は? 見学会などでそう質問すると、「子供が小学校に入学するまでに・・・」という答えが返ってくることも多いです。でも、現実的にはそれとは別の何かが働いて、家づくりが具体的に動きはじめているような気がしています。期が熟す・・・ありきたりの言葉で言えばそういうことなのでしょうが、施主の背中を押す何かがそこには存在しています。
子供や奥様からの一言であったり、 見学した建物からのインスピレーションであったり、はたまた設計者や担当者の一言であったり・・・いづれにしても、そのご家族にとっての「建て時」というものが家づくりにはあると、私は思っています。
お客様との家づくりは楽しいですし、家が完成して喜ばれる顔を早く見たいという気持ちはありますが、やはりいい時期というものがあると、今までの経験からも感じています。
そこで、背中を押された時に、お客さまと同じ側にいて、一緒に家づくりを考えられたらと思っています。
もちろん、今がそうだ!と思った時には背中を押す役回りもしています。
by hosoda