家づくりの流れ

Step１.　条件を整理する

家づくりを決める３つの条件

よりよい家をつくっていくには、与えられた条件を洗い出し、お客様ご本人の要望をクリアにすることが必要です。すべての細かい要望を満たすような家は存在しませんので、優先順位をつけることが大切です。諸条件のもと、最良のバランスを探すことから計画は動き出します。

Step2.　土地を考える

どんな家も土地という条件には従わざるをえません。土地の広さ・形状・近隣の状況・日照・地域の気候風土など、その土地がもつ環境特性や場の力などを読み込むことによって、自ずとその土地に相応しい家のアウトラインが見えて来ます。その土地に立ってみて、その場で暮らすご家族のシーンを思い描いてみてください。

Step3.　答え合わせ

設計図は、家づくりの課題の答案用紙のようなもの。　まずは、じっくり眺め採点をしてみてください。そもそも問題がなんであったか、原点に立ち返って考えてみることも大事です。
お客様ご自身と私たちで問題の捉え方に差がでてくることもあるかもしれません。
図面の見方や想像できない部分なども含め、感じたことをありのままに伝えてください。

おおよそ基本計画が固まったところで、模型を作製いたします。図面では見えなかった部分が明らかになり、詳細設計に入るための計画のポイント、大事なディテール、空間のつながりなどを一緒に確認していきます。

Step4.　感じてみる

施工が始まり、空間が見えてきます。　図面を見て理解できることは限られていますので、その空間に立って、直に感じてみてください。その場で感じた疑問に対しては、プロとしてのアドバイスをさせて頂き、変更が必要と思えば可能な範囲で修正を加えつつ、お客様と一緒に納得のいく空間をつくっていきます。

Step5.　手間をかけて育てる

工事も終わり、あなたの家が完成しました。でも、家は建てれば終わりというワケではありませんね。家族の暮らしがはじまり、環境との応答を繰り返しながら、家は時間をかけて家族とともに成長していきます。